ガーネットを河原で拾う。

今日のティアラ☆

TB-008:フラットバック/フラットバック
現在仕様の画像がないので昔の画像ですが、、これでは輝きすぎるティアラになってしまいます。
今はフレームラインの小さなストーンの部分はダイヤレーンにして、ポイントとなる石ももう一回り小さいサイズのもので作ります。
もちろん、めちゃくちゃ輝きのあるティアラが必要!ということであればリクエストとしてお受けいたします(*´▽`*)



さて皆様、ガーネットという宝石をご存知でしょうか?
赤い色のルビーではない石、みたいなイメージでとらえられてる方も少なからずおられるのではないかと思いますが、実際は赤だけではなくオレンジ、黄色、緑といったようないろんな色のものがあります。








↑これね。(当方のティアラはあくまでも舞台用の装飾品レベルなのでジュエリーではないのだけれど、やっぱりある程度の知識は欲しいかなと思って購入したのですが、なかなか面白いです。)



そして、いろんな色のガーネットと言えば、かの有名なシャーロック・ホームズのシリーズの一つに「青いガーネット」(青い紅玉とか青い柘榴石とか訳されてるのもある)という話があるのですが、これをもとに 奥山 康子さんという方が書かれた“青いガーネットの秘密―“シャーロック・ホームズ”で語られなかった未知の宝石の正体 ” がもう個人的には超ツボだった。





図書館で見つけて長女さんもドハマりして、何回か借りなおしたので自分でも欲しいなぁと思った本なのですが、、ちょっと手の届かない値段になってる…(;^ω^)



ちょっと興奮してタイトルとずれた話題になってしまいましたが、そんなわけでガーネットという石にはちょっと思い入れがありまして、もう先週の話なんですが、ガーネットを採集できる小旅行に末っ子と一緒に出掛けた話を書きたいと思います。
(ブログをアップできなかった時だから仕方ないよね)



ガーネットを採集しに行くぞ!



松山自然科学教室の2月のプログラム



ガーネット採集は、2月の松山自然科学教室のプログラムです。
この教室、市内の小学校4年生を対象にしているらしいのだけど我が家は末っ子で初参加。





お姉ちゃんたちの時は申込書もらってきたのか、きてないのか?
もらってきても興味ないとスルーして記憶から消えてたか?

1年間、毎月1回のプログラムで、基本はパパとの参加。
そのたびごとに面白かったと聞いてはいたのだけれど、今回パパが都合悪くて私が一緒に行ってみて、その貴重すぎる体験にもったいないおばけが現れた。。
もっと参加すればよかった~~~!!!(><;



ちなみに当日の行動はこんな流れ。
集合 8:00 市民会館前 出発8時05分
       9:50土居町関川右岸
       (エクロジャイト等の珍しい岩石やガーネット等の鉱物採集 11:50発)
       12:10 土居町曉雨館(昼食・館内見学 13:00発)
       13:30 別子銅山記念館(館内見学13:35~14:30)
       14:40 山根精練所煙突見学14:50  15:00発
       解散 16:20頃(松山市駅前・南海放送本町会館前)



朝は雨でどうなるんだと思ったけれど、どこもかしこも興味深かった!



土居町関川右岸



貸し切りバスに乗り、雨がショボショボ降る中、少しでも行程を楽しもうと子にカメラを持たせつつ、窓の外を見る。







普段あまり遠出しない子には少々長いかな・・・と思う頃、到着!
まだ小雨の中、レインコートを着て引率の先生の説明を聞いた後、いざ河原に降りて採集開始!
ちなみにこの日のお目当ては県の石の一つである、エクロジャイト。



エクロジャイト(eclogite)は、高温高圧下でできた変成岩(広域変成岩)。赤色の柘榴石鉄礬柘榴石苦礬柘榴石)と緑色の輝石オンファス輝石)を主成分とするため、榴輝岩(りゅうきがん)ともいう。かんらん岩に伴って産する。

ウィキペディアエクロジャイトより引用



この説明にある「赤色の柘榴石」というのがガーネットのことだよ!( *´艸`)

何故わざわざバスに乗ってまで関川に来てエクロジャイトを探す値打ちがあるのか。
それはこの関川の上流の東赤石山というのが通常地中の奥深くにあるマントルが上ってきたとかで、マントル由来の岩石が見れるというとても稀有な場所だからなんだそうです。
(地下10㎞以上掘らないと採れない岩石がホイホイ採れるってすごい話だよね)

上記のWikiによると「 比較的算出は稀であり、おもな産地はノルウェーなどで、日本では愛媛県の東赤石山付近で少量算出する。」らしい。

すごさが分かるだろうか?(でも自然科学教室に参加するまで私も知らなかったがな)



さぁうんちくはともかく、ガーネットが含まれる石を探そうじゃないか!!(傘を差しながら夢中になって探したため画像は一枚もとれておりません爆)

しかし、河原に行ったことがある人なら当然お分かりのように、いろんな石があるけどどれがレアなエクロジャイトなのかなんて見本もないのに分かるわけがない。
冒頭の説明の中で先生が「下見に行ったとき30分かかって1つ探しました~」なんて言ってる石が、我々素人にあてずっぽうで探し出せるわけがない。



それでも厚かましく先生方をとっ捕まえては拾った石を鑑定してもらうのを繰り返しているうちに、それほど珍しくない鉱物に関しては多少見分けることができるようにはなりました(笑)



エクロジャイトは結局自力では見つけることができず、他の方が見つけたでかい石を砕いて分けて下さった分をもらって帰りました。



これがエクロジャイトだお。


これを書きながら実物をガン見している今も、もう一度あの河原に戻ったら見つけ出せるという自信がない。。orz
ここにガーネットが含まれると言われても、「ほ、ほう、、、赤いこの部分がそうですかね、、(ΦωΦ)チーン」レベル 爆



ただ、ガーネット(柘榴石と先生たちは言っていた。宝石質ではない鉱物としては柘榴石の方がイメージに近いかな)に関しては探し出せましたよ☆



柘榴のように黒い粒粒が見えるでしょう?


ガーネットは硬いので、石を割ってガーネット部分だけ取り出すこともできます。
実際手で割れる程度に柔らかいものもあって、柘榴石だけ取り出すこともできました



ガーネットだお!宝石質のってどんだけ大きくきれいな結晶なのか改めて実感しました


もう絶対、教えて下さる方と一緒じゃなきゃできない経験ですよね。。先生方本当にありがとうございました。



土居町暁雨館(ぎょううかん)



いつまでも河原をはいつくばって探したい気分でしたが、小学4年生達にはそこまでこの体験の価値が分かるまい、、そろそろお昼時になったので場所を移動して暁雨館というところに行きました。

勿論このような機会でもなければ知らなかったところです(←おい)
最近新しくなったのでしょうか?すべすべで肌触りのいい木の香りが気持ちよく、明るい内装ときれいに整えられた庭園が、とても居心地の良い空間を作ってると感じました。
縁側でお弁当をいただいたのですが、敷石や岩を今までとは違った目で見ている自分と我が子がいた。。笑

お弁当をいただいた後は館内にある赤石山系の岩石・鉱物の展示のところで職員さんが更に詳しい説明をして下さり、私個人としてはここでガッツリ標本を見て、お話を聞いてから採集をしたかった、、と心の中でひそかに思ってしまいました(苦笑)



ダイヤモンドの文字に、末っ子が食いついたので撮らせていただいた標本。


今見たら、HPで自然科学教室が来た時のことを紹介してくださってた!(≧▽≦)
ここでは毎年夏に愛石のススメ展なるものを開いておられるらしく、末っ子がまだ興味を維持してくれていたらまた行ってみたい。。



ガーネット採集に思う。



自然科学教室ではこの後別子銅山記念館にも行って、そこはそこでまたとても興味深かったのですが(私のティアラの素材は真鍮(銅と亜鉛の合金)ですので)今回の記事では割愛。

別子銅山については子ども達がまだ小さくて怖がったからゆっくりできなかった東平にももう一度行ってみたいと思ってるし、いつも色々考えさせられますのでね。。また機会があったら記事にしたい。



記念館の裏手にあるえんとつ山の煙突。


自然科学教室は子ども向けのプログラムなのですが、ある程度知識がある今の自分だからより面白いと思えるのだろうなと思いました。
これは、、面白い、ホント。

でも学生の頃には同じこと体験したとしてここまで興味を持って参加できただろうか?

「採ったエクロジャイトは金銭的価値はないけど学術的にはとても価値がある。だから絶対に捨てないでね」という先生や学芸員さんのお話を聞いて、「価値」ということも再考させられた。

これは大人になった、というか親として教育というものを考えるようになったから今だから感じることなのだろうと思う。

採集したガーネットは宝石質ではないから金銭的な価値はゼロ。
でも、違う価値からみるエクロジャイトはプライスレス。
金銭的価値観のみに縛られる人生よりも豊かな視点を持ち、多くのものに価値を見出せるようになる方がどれだけ豊かな人生を送ることができるだろう。

本来勉強するということは色んな視点を養う手段の一つでもあるはずなのに、自らの金銭的価値を上げるための勉強はそりゃ面白くないわけだわ。

テストテストに追いまくられる子ども達に「テスト勉強は本当の勉強じゃない、勉強が面白くないのはお前たちのせいじゃない、割り切るしかない」と言ってる私だけど、では本当に勉強することの面白さを伝えるために何かをしているかと言えば特にやってることはない。
というか、何かしてやりたくても、つまらん勉強で手いっぱいで子ども達が疲れているのを休ませるぐらいしかできない。

でも親が関心を持っているものは子ども達も興味を示すことが多いから、何かをやらせるということよりもまず自分がいろんなことを面白いと思える幅広い視点を持つことかな、
(自分が面白いと思えないことの面白さなんか教えることできないしね)

いつか今の私のように余裕と知識を持って改めて勉強しなおす機会があったら楽しいと思えるようになれば、それはそれでいいのかな、

なんてガーネット採集に色々考えさせられた一日でした。

今日もよろしければ応援↓下さい☆



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