
TA-010:ダイヤレーン/フラットバック(アゾレ・ライトサファイア・クリスタルメリディアンブルーあたり?)
軽銀細工で作った初期の物
クリスタルメリディアンブルー。基本は深みのある青色なのですが、角度によって赤~黄色に輝くので隠し色的に使うとなかなかいい味を出す。個人的に好きな色です。
ティアラ自体はシンプルで、上品な感じ。低年齢の子のお姫様系の踊りでも主張しすぎず、でも冠らしい冠のイメージになるんじゃないかな、と作者としては思っております。
さて、昨日のキャッチコピー、私のティアラをよく知る前川さんには大変にウケたようでそれだけでも作った甲斐があった?(*`艸´)ウシシシ
それほど意識してたわけではなかったのだけれど、キャッチコピーを考えてみたことで今更ながら気づいた。
Estherのティアラが他と比べて飛びぬけてると言えるのは、丈夫さだと。
ワイヤーの太さは使うパーツによって変わるのですが、0.8~1.2㎜径の真鍮ワイヤーを2本ねじり合わせて作っているわけだから、ビーズ穴に通すワイヤーと比べるとそりゃ段違いの太さだわね。
またコードで作るティアラのように擦り切れたり一部が破れるというようなことも当然ありません。
更に真鍮線なので、アルミ線を使う軽銀細工のように金属疲労による折れ・切断などもまずありません。
市販のブライダルティアラなどによく見られる硬いティアラと違って柔軟性もあるので、頭の形に合わせて調節もできますし、力を入れすぎてバッキリ折ってしまうなどということもありません。
ストーンは接着剤でデコっているので外れる可能性はもちろんありますが、ダイヤレーンは接着+細ワイヤーで固定しているので万一細ワイヤーが劣化で切れたとしてもそれで全体バラバラになるということもありません。
(一部外れたとしても接着剤でとりあえず貼り付けておけばいいから応急処置も簡単☆)
丈夫さってね、バレエのティアラには結構大事だと思うのです。
まだ教室の手伝いをしている時に壊れたティアラの修理をいくつか頼まれたことがありました。
勿論部分的に修理して使えるものもあったけれど、たいていは破損部分だけでなく、全体的に弱っているので作り直した方が早い感じ。
劣化する理由として
・ピンを直接刺すことで素材が弱る
・汗や化粧で汚れる
・頭にフィットさせたり、装着イメージ通りにしようとしてグニャグニャ変形させる
色々あるかと思いますが、とにかく消耗品な要素はどうしてもあるのではないかと思うのです。
ティアラの寿命についてリサーチしたことはないけど、皆様、どうでしょう?
Estherのはピンをぶっ刺してもカーブを調節しても(カーブ以外の部分は良くも悪くも変形させることは難しいですよ)大丈夫ですよ~(=゚ω゚)ノ
とはいえEstherのでも鍍金加工でないティアラ(塗装や塗装無しの分)のフレーム部分は汗とか化粧による汚れにはやっぱり弱いです。
ダイヤレーンには鍍金がなされているので表面の美しさは保てると思うのですが。。。
(ストーン表面が油汚れで曇った場合は、中性洗剤でさっと洗い、フレームが錆びないように水分よく乾燥させて、乾燥剤と一緒に保管してくださいね)
「本体は壊れてないんだけど色がいまいちになっちゃった」というような場合もメンテナンスさせていただきますので、長く使ってくださいね(^_-)-☆