保育士試験 筆記試験数か月前の追い込み方法。
保育士試験関連のブログを見るようになって、気が付いたのが、もう後期の受験申請が始まっているということ。

つまり、私が筆記試験の勉強を始めた頃と同じ時期になっているわけですね。。サイクル早い(><;

なので、参考になるかどうか分からないけれど、私のこの時期からの勉強方法を書いておこうと思います。

※念のため。「保育士試験を終えての感想」でも書いたように、基本的に付け焼刃は効かない試験だと私は思っています。なので、この方法あくまでもある程度知識があっての最終スパートの方法と考えて下さい。

短期間集中学習のポイント

問題集を買う

これが一番重要です。参考書ではなく問題集。
資格試験の場合、最初の一冊は最新版の過去問を選びます。今回は丁度保育所保育指針の改定があったため、それに対応するには過去問だけでは不足のため、過去問が多そうな問題集を選びました。

これ↓
blankblank 新保育所保育指針に対応していることは独学する者にとっては必須ですね。それが無ければ古本でもいいかと思ったのですが、、

同シリーズでテキスト上下巻もあるようですが、私は問題集だけで合格できたので、最低限これ1冊あれば大丈夫とは思います。

過去に出た問題と同じ問題は出ないと思われるかもしれませんが、出題者としては例年大きく難易度を変えるわけにはいかないという事情があるので、過去に出た問題が形を変えて出題されることが多いのです。

過去に出た問題も解けないのに、この問題は出すという出題者目線の新問題のヤマかけなんかできるわけがない。
問題集を作る人達は専門家として過去問を分析した上で新しい問題を作るわけですから、素人の下手な予測ではなく、プロに頼るのが得策です。

だけど、過去問じゃない、新しい問題ばかりだとその専門家の出題予想が外れたら目も当てられない。
その専門家のオリジナル問題に全てをかける前に、過去問を解いておいた方が”何故この予想問題を作ったか”という問題作成者の意図まで読めるので、過去問から買った方がいい、というのが私の考えです。

逆に言えば出題意図が読めないレベルで予想問題集買っても、それが本当にいい問題集かどうかの見極めができない。

疑り深い?ええ、確かにそうかも。。(--;

でもとりあえず私は受かったから、間違ってはいないはず!←おい

というわけで1冊目は過去問、もしくは過去問メイン、それも解説がしっかり書いてあるものをお勧めします。

実際、1冊の問題集をしっかりやり込んだら、新たに問題集を買ってやり込む時間は結局無かったのです。
でも1冊だけだったら流石に不安だったので、最後にもうちょい違うネタも仕込めるように古本屋で100円でもう一冊買って試験に臨みました。

※古本屋の方は5年ぐらい前の物だったので、心理学とか大きく変わらないものだけ参考にしました。

本に書き込みをしない

意外に思われるかもしれませんが、私は本には一切書き込みはしません。
その書き込みがヒントになって答えを思い出してしまうことがあるからです。

子ども達に勉強を教える時にもアドバイスするのですが、その問題をやったことを「忘れる」ことがポイントなのです。
初めて見た問題だけれどこれは解ける、という知識の定着状態に持って行くためには問題で覚えていたらダメなんですよね~

特に保育士試験は5択ですから、問題を見た時、あ、この問題は1番だ、とか解答の内容ではなく番号で覚えちゃうことが少なくないのですよねorz

特に1冊の問題集をやり込む時は問題ではなく解説を覚えることの方が重要なので、書き込みは絶対にしません。(回答欄に丸なんてもってのほかです)

解説の方も基本的には書き込みません、、どうしても目がすっとそっち行っちゃうことがあるので(笑)

私はこのように透ける付箋をマーカー代わりに貼って、覚えたら剥がしていくというやり方をしてます。(特に色にもこだわらない)

blank こんな感じ。

そして、忘れるためにもう一つ大事なことが、間違えた問題を覚えようと足踏みしないこと。
覚えるのは解答ではなく、解説の内容。それも問題を解いた直後、1回だけ、を徹底すること。

とにかく次の問題、次の問題、と進んでいく。最初は進めど進めど分からなくて間違ってばかりなので、本当に砂を食べてるかのような味気なくひたすら悲しい作業なのですが、自分を慰めるために自信のある問題ばっかり解くようになると網羅できないのですね。。(時間がないから)
最低、1科目最後まで終わらせるまでは解きなおしをしない。

1科目、もしくは2科目ぐらいどんどん問題解いてからもう一度最初に戻って解く。
そうすると、戻ってきたころには特殊な能力でもない限り、結構忘れてしまっています(^^;

頭が良ければ1回問題解いた後できちんと理解していればでそこそこできるようになってると思いますが、多分1発で解説も含めて理解しているということはない。

2回目以降は間違ったところに付箋を貼っていって、付箋の問題だけ解いていくようにします。(勿論足踏みしない)

また間違えてしまったら1回1回解説は丁寧に理解するように努めること、、

問題が解けたら、付箋を外していく。

何回で付箋が全部外れるか分かりませんが(私の場合5~6回)付箋が全部外れたら、また最初から総当たりする。

間違えたらまた付箋を貼って、、で繰り返す。

ちなみに先程の問題集の写真で、横に飛び出している付箋は試験当日まで間違え続けた問題です。当たり前のことですが、試験当日はそこだけを見直しました(*´ω`*)時間がないからね
blank 貼って、剥がしてを繰り返した付箋。反対側にもあるし、粘着力落ちてなくなったのもあるから、使ったのはこれの3倍ぐらいかな、、

※使った付箋は100均のものです。1冊丸ごと使いきって、足りなくて買い足した

本には書き込みませんが、どうしても書かないと覚えられそうもない物は反古紙の裏に書きなぐる。ノートに書くと整理されたノートを作りたくなって時間がかかるから、私はノートも使いません。

最終的には解答する際、どうしてこの回答になるかという解説までできるようになっていなければ、答えは合っていても×とみなす。
解説できなければ理解できてないということですからね。

こうして勉強すると問題集1冊分だけですが、かなり力が付くこと請け合いです。全く同じ問題ではなくても、組み合わせを変えて出題されている頻出問題が見えてきます。

ただ、それだけやり込もうと思うと何冊もはできないので「もうこの1冊はパーフェクトだからやる必要ない!」と思えるまで次の本を買うのは待った方がいいです(;^_^A

(おまけ)当日粘らない

試験本番、筆記試験は30分経過すると退出が可能になります。(少なくとも私の時はそうでした)

実際に問題を解いてみた手ごたえとして、20分で一通り解いて、残り5~10分で問題を勘違いしていないか再確認して、最後にマークシートの回答がずれていないか確認したら、退出OKの時間にすぐに出ることができます。
(弱い科目はやはりもう少し時間がかかりましたが、それでも40分ぐらいで終了)

ケアレスミスを防ぐ必要はあるけれども、時間いっぱいまで粘るのはもったいないです。
何故ならば、その浮いた30分、控室でおやつを食べながら栄養補給しながら次の科目の見直しを余裕もってできるから。これは大きいです。

私のように免除科目があれば、直前の緊張感の中で集中して1時間以上の勉強ができるわけで、、多分これも合格に繋がったと思います。

問題集をやり込んでいると、問題文の読み方・解き方も早くなるおまけもついてくるのです(*´ω`*)

まとめ(のようなもの)

この勉強方法は誰かに教えてもらったわけではない、私オリジナルのやり方なので、どなたにも通用するかどうかは分からないのですが、「足踏みせず先に進め!」というやり方は子どものテスト勉強でもかなり効果が出すことができます。

ただ、これ、自分が実践しないで子どもだけに「こうしたらいいのよ」って言うのはやめて欲しいかな。
子ども達、小・中・高、と面白い面白くない関係なく、自分のペースを多勢のペースに合わせながら、次から次へと作業的に延々と吸収しなければならない。しかも、成績以外の目的があいまいなままで。

“資格を持つ”という明確な目標があってすら、次から次へとできない問題にチャレンジし続けるというのは本当に苦痛な作業。
ましてや面白いと思えない内容でもとにかくやっていかなければならないというのはどれだけ苦痛か。学生の時に勉強できなかったわけだと今更ながら私は納得しますよ。

だから、こういう勉強を自分もやってれば、日々の子ども達の気持ちにも添えるようになる・多分(笑)
保育士試験の勉強は大変でしたが、我が子達に実感もって「よく頑張ってるねぇ」って言えるようになりましたもの。

子どもとの関係も良くなって棚からぼた餅、保育士試験勉強でした(・´з`・)♡
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