こういう実験物は一気に進めたいものなんだけれど、ここ2・3日またどちび君が夜起きてしまうことが続いたため進みませんでした(TT)
こういう時、UVレジンならすぐ硬化するから、どんどんできるんじゃないのかなぁと、ますますUVレジンに対する期待が膨らむ。もっとも私の性格だとUVレジンのコストパフォーマンスを考えたら思いっきり実験できなくて、やっぱりデブコンでやるか。。。となりそうな気もするけど(笑)
まぁそれはともかく、まずはひまわりの2度塗り目から結果を報告いたします。

1度塗りでどの程度コーティングされているかということを確認したかったので、2度塗りを行ったわけですが。。。
上段はレジンの粘度の違う1度塗り。下段がそれぞれの2度塗り後ということになります。
上段はどれがどのように塗ったかということはあえてここでは説明しませんが、最初の塗り方によってフェルトの質感がだいぶ違うということがこれでお分かりいただけるかと思います。
ところが、下段は全て同じように見える。
実際殆ど差がありません。あえて言うなら最初からどっぷり塗った左端の物だけもう吸収しきれないからレジンがあふれたような状態でコーティング(?)されております。
つまり、1度塗りをしてもコーティングの意味はないと思ってもいいということかな。
1度塗り目のふわふわ感をそのままコーティングしたくても再び塗れば、吸収されていなかった分が吸収されてしまうだけで、質感そのままでつるっとコーティングすることはできないということです。
レジンの多度塗りは質感の差を出すという効果はない、と言えましょうか。
ちなみに2度目を少量塗った場合どうなるかというと、上段真ん中のように吸収している部分と吸収されていない部分のムラができます。均質に仕上げたければたっぷり塗るしかない。
たっぷり塗るとすべて同じになるという結果。(゚з゚)ちえ~
第一の結論。
フェルトの質感をなるべく残したまま固めたいときはレジンがサラサラの状態の時に、少量ささっと塗るべし。
つまり、粘度の高いUVの場合はこれはちょっと難しいかも(TT)だけれど、上手に薄く塗布できれば不可能ではないんじゃないかと、しかしこれは実際に自分がやっていないのでごめんなさい、憶測です(--;
UVレジン扱うようになったらまた試してみるわ(-▽-;ゞ
しかし、Yさんにもう一度何が失敗だったのかということをお尋ねしたら、ひまわりではちょっと実験しきれない点があることが判明したので、形を変えてもう一度。
Yさんの作りたい物は硬質なイメージを持つものなので、フェルトの輪郭をはっきり際立たせたいそう。作品の写真を見せていただくと、確かに複数枚重ねたフェルトがレジンを吸収してか毛羽立ってか、膨張したようなぼやけた輪郭になっている。
(ひまわりで言うと花の黄色に真ん中の茶色のフェルトを重ねているけれど、その境目が、樹脂で固めるとなめらかになってしまうという現象)
これをくっきりした形にするために別々に固めてから後で貼り合わせる方法なども試されたようだけれど、小さいパーツがあるためにうまくいかなかったりとかなり苦戦した様子。。。
では私はこんな風にやってみましょうか。(レジンはUVを想定して、1時間近く放置したかなりドロッとしたものを使っています)
![IMG_3255.jpg]()
細かいパーツまで作っている時間はなかったので、今回は四角と細切り(幅1㎜にしたフェルトを用意してみました。アップ画像なんで、細切りに見えなくてすみません(--;
Yさんはボンドですべてのパーツを張り付けてからレジンを塗っているようだけれど、今回ボンドを塗って乾かしている時間はなかったので、いきなり上からレジンを垂らしてレジンでくっ付けるようなイメージで作業していきます。(結構塗りにくいので垂らす、ポンポンと筆で叩くようにして伸ばすの繰り返し)
![IMG_3256.jpg]()
できたのがこれ。四角い方はともかくも、線の方は確かに繊維が広がっているかのような、最初の写真と比べると明らかにフェルトの厚みが見えなくなっております。
![IMG_3257.jpg]()
そこで非常に平凡なやり方ですが。。。竹串を使って繊維を寄せ集め、余分なレジンを塗り広げて形を整えるという方法を試してみますと、少しマシになったような気が?
![IMG_3263[1]]()
半日立ってほぼ硬化した状態です。
濡れた感じで元のフェルトの質感とはだいぶ違っているけれど、立体感はあるかな。
![IMG_3260.jpg]()
ついでなんですが、形は適当なんでちょっと崩れているけれど四角の方は、左が重ねてから上からレジンを塗ったもの。右がレジンを塗った土台(白)にレジンに浸した四角片を積み上げたもの(表現の違い分かるかな?)
1個1個硬化させてから積み重ねるのではなく、レジン液を付けた状態のものを積み上げたのですが、気持ちこちらの方が白い土台との境目はぼやけていないように思います。
細かいパーツになると浸して取り出す時点で形が崩れてしまうのでおすすめではないけれど、ある程度大きさがあればこういうやり方も試してみる価値はあるかなぁ~と。
Yさん、この方法試してなければやってみてくださいませ☆
なかなかこうしたい!という思い通りの仕上げをすることは難しいけれど(ちなみにまだ表面をつるっとさせる、というのはできていないし(^^;小さなアイデアも試してみなきゃ、使えるかどうかも分からないしね~
ごにょごにょごにょ。…(-▽-;ゞ
まだまだ研究は続く☆
ありがたいことに、バレエもレジンも30~20位台をキープしております。嬉しいなぁ~
今日もポチお待ちしていますんで、どうぞよろしく♪
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(初めて個人輸入に挑戦してみたの(><))ちゃんと海を渡って届くかなぁ~ドキドキ。
こういう時、UVレジンならすぐ硬化するから、どんどんできるんじゃないのかなぁと、ますますUVレジンに対する期待が膨らむ。もっとも私の性格だとUVレジンのコストパフォーマンスを考えたら思いっきり実験できなくて、やっぱりデブコンでやるか。。。となりそうな気もするけど(笑)
まぁそれはともかく、まずはひまわりの2度塗り目から結果を報告いたします。

1度塗りでどの程度コーティングされているかということを確認したかったので、2度塗りを行ったわけですが。。。
上段はレジンの粘度の違う1度塗り。下段がそれぞれの2度塗り後ということになります。
上段はどれがどのように塗ったかということはあえてここでは説明しませんが、最初の塗り方によってフェルトの質感がだいぶ違うということがこれでお分かりいただけるかと思います。
ところが、下段は全て同じように見える。
実際殆ど差がありません。あえて言うなら最初からどっぷり塗った左端の物だけもう吸収しきれないからレジンがあふれたような状態でコーティング(?)されております。
つまり、1度塗りをしてもコーティングの意味はないと思ってもいいということかな。
1度塗り目のふわふわ感をそのままコーティングしたくても再び塗れば、吸収されていなかった分が吸収されてしまうだけで、質感そのままでつるっとコーティングすることはできないということです。
レジンの多度塗りは質感の差を出すという効果はない、と言えましょうか。
ちなみに2度目を少量塗った場合どうなるかというと、上段真ん中のように吸収している部分と吸収されていない部分のムラができます。均質に仕上げたければたっぷり塗るしかない。
たっぷり塗るとすべて同じになるという結果。(゚з゚)ちえ~
第一の結論。
フェルトの質感をなるべく残したまま固めたいときはレジンがサラサラの状態の時に、少量ささっと塗るべし。
つまり、粘度の高いUVの場合はこれはちょっと難しいかも(TT)だけれど、上手に薄く塗布できれば不可能ではないんじゃないかと、しかしこれは実際に自分がやっていないのでごめんなさい、憶測です(--;
UVレジン扱うようになったらまた試してみるわ(-▽-;ゞ
しかし、Yさんにもう一度何が失敗だったのかということをお尋ねしたら、ひまわりではちょっと実験しきれない点があることが判明したので、形を変えてもう一度。
Yさんの作りたい物は硬質なイメージを持つものなので、フェルトの輪郭をはっきり際立たせたいそう。作品の写真を見せていただくと、確かに複数枚重ねたフェルトがレジンを吸収してか毛羽立ってか、膨張したようなぼやけた輪郭になっている。
(ひまわりで言うと花の黄色に真ん中の茶色のフェルトを重ねているけれど、その境目が、樹脂で固めるとなめらかになってしまうという現象)
これをくっきりした形にするために別々に固めてから後で貼り合わせる方法なども試されたようだけれど、小さいパーツがあるためにうまくいかなかったりとかなり苦戦した様子。。。
では私はこんな風にやってみましょうか。(レジンはUVを想定して、1時間近く放置したかなりドロッとしたものを使っています)

細かいパーツまで作っている時間はなかったので、今回は四角と細切り(幅1㎜にしたフェルトを用意してみました。アップ画像なんで、細切りに見えなくてすみません(--;
Yさんはボンドですべてのパーツを張り付けてからレジンを塗っているようだけれど、今回ボンドを塗って乾かしている時間はなかったので、いきなり上からレジンを垂らしてレジンでくっ付けるようなイメージで作業していきます。(結構塗りにくいので垂らす、ポンポンと筆で叩くようにして伸ばすの繰り返し)

できたのがこれ。四角い方はともかくも、線の方は確かに繊維が広がっているかのような、最初の写真と比べると明らかにフェルトの厚みが見えなくなっております。

そこで非常に平凡なやり方ですが。。。竹串を使って繊維を寄せ集め、余分なレジンを塗り広げて形を整えるという方法を試してみますと、少しマシになったような気が?
![IMG_3263[1]](http://b-esther.com/wp-content/uploads/2020/02/20120531144908b8b.jpg)
半日立ってほぼ硬化した状態です。
濡れた感じで元のフェルトの質感とはだいぶ違っているけれど、立体感はあるかな。

ついでなんですが、形は適当なんでちょっと崩れているけれど四角の方は、左が重ねてから上からレジンを塗ったもの。右がレジンを塗った土台(白)にレジンに浸した四角片を積み上げたもの(表現の違い分かるかな?)
1個1個硬化させてから積み重ねるのではなく、レジン液を付けた状態のものを積み上げたのですが、気持ちこちらの方が白い土台との境目はぼやけていないように思います。
細かいパーツになると浸して取り出す時点で形が崩れてしまうのでおすすめではないけれど、ある程度大きさがあればこういうやり方も試してみる価値はあるかなぁ~と。
Yさん、この方法試してなければやってみてくださいませ☆
なかなかこうしたい!という思い通りの仕上げをすることは難しいけれど(ちなみにまだ表面をつるっとさせる、というのはできていないし(^^;小さなアイデアも試してみなきゃ、使えるかどうかも分からないしね~
ごにょごにょごにょ。…(-▽-;ゞ
まだまだ研究は続く☆
ありがたいことに、バレエもレジンも30~20位台をキープしております。嬉しいなぁ~
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