使う人が先生。

軽銀細工の講座には前述のとおり、不満もあったけれど、とにかく登録料まで払ってしまえば、それをどのように工夫しようとこちらのもの☆

ということで、ちゃんと最後までやって、登録料もきちんと支払った。筋は通さねば。



後は、これを土台に工夫できることは自分で探しながら改良していこう。

次なる先生は。。。

タイトルの通り。



ただ、駆け出しのころは自分は勿論、軽銀細工自体知名度が低いし、使ってくれる人どころか見てくれる人から捕まえなければならない。

教室や身内に宣伝をお願いすればもっと楽なんだろうけど、それは考えなかった。

それはお付き合い購入に繋がる。お付き合い購入では本当に自分の作ったものが評価されて買ってもらってるのかどうか分からない。

幸か不幸か資格を取ったのは息子がようやく立った頃で、どのみち本気で仕事などできるような状況ではなかったから、ブログを開いて焦らずぼちぼちアピールしていこうと考えた。

今は、本格的に仕事をするための土台作りに徹しよう。

本格的に仕事ができそうという手ごたえがなければ、別にやめたって構わないと思っておけば、ただの趣味である。

趣味だと思えば、買ってくれる人がいなくても精神的ダメージは小さい(*´ω`*)

そのかわり趣味は家族に影響を与えるほどの損失を出してはいけない。

経済的にも、時間的にも。赤字を出さない範囲でやる方針は今も続くw

 

そうやって始めたブログは実に自由気ままで楽しかった。

お客さんが欲しい!とガツガツしなかったのも良かったか。

とにかく作ってアピールして、時にはありえない値段付けてみたりプレゼント企画してみたり(笑)

ブログを通して友達になった方々と提携を結んで、販路を広げてみたり。

読み返してみると、あの頃のブログは自分でもおっかしくて、プロとしてはどうかと思うが面白いw

そうこうしているうちに、一切広告宣伝費かけずにいつ頃か検索上位に来ることができるようになった。

そうすると、少しずつ問い合わせが来るようになった。

検索上位、恐るべし。

 

でも、自分でまだまだだと思っている部分があることを隠して、非の打ちどころのないいいものであるかのように見せかけるような商売はしたくない。きちんと説明はさせていただこう。

その上で選んでくださるお客様の期待に応えるためにも、全力+αで作る。

聞ける限りの情報をお伺いし、試着からイメージを膨らませることができるように、提案する品もできるだけ5~6個ぐらい用意する。

お客様の殆どはお客様自身が素人であることも多い。そういう時は必ず指導される先生と一緒に見ていただいて、

先生からのアドバイスを戴く。

これでいいと言っていただけるまで、無制限に往復を繰り返す。(1発でOKが出る時もあるけれど、大抵は2~3回、お客様と先生の希望が合わない場合等、4~5回往復することもある。)



負担していただく返送費もバカにならないので、帰りは破損してもいいから安い輸送方法でとお伝えする。

どうしても納得いく物ができなかったらキャンセルも可。

 

はっきり言って商売になっていないのだけれど、まだまだ発展途上にもかかわらず作らせていただけるというだけでとにかく嬉しかった。

自分のティアラはまだ駄目だ、お金を払ってどこかに習いに行けたらいいけれど、答えは自分で探すしかない。

だけど、漠然と自分がいいと思うティアラを作っても意味がない。

頭飾りの一部だとは言え、探してまで自分の気に入るティアラが欲しいというお客さんがいるということは、沿うべきニーズがあるということだ。

お客様自身も漠然としているそのニーズをくみ取って、自分の持っている技術や感性に沿って作品を作る時、一人では作り出せなかったデザインが出来上がる。

使い手から学ぶことは本当に大きかった。

blank

ティアラだけじゃなく、他の頭飾りも同様

納得いくまで作って作って作って作って( ̄▽ ̄;)

白鳥の頭飾りは製作時間が短く、納得できるものができたのが舞台後という

痛恨の作の一つ。

 

だけど、「バレエのティアラ」はまだまだそれだけでは足りないものがある。

続きます。

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こうして書いていると今はレンタル準備に専念しているからオーダーは一旦中止だけど、やっぱり改良のためにもいつかはオーダーも再開したいなぁってやっぱり思う。

 

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コメント一覧
  1. blank 餅肌柔子(嬢) より:
    ひゃっほう、氏ーヌ。
    本当に使ってくれる方が先生だと思います。
    今日、順位を着けないコンペティションにお勉強に行きましたが、一応、プロの目から見ると衣装、演目、本人に合ってないティアラを着けてる人の多さよ!

    百何十人居るなかで、マッチしてる人は10人も居なかったのでは・・。
    あと、気になったのが、小学校高学年~中2位の子達のティアラがみんなデカイ。
    だから、頭がでっかく見えて残念。低年齢の子達は、そんなに豪華に飾る必要が無いのになぁって、いつも思いまし。
    • blank esther より:
      餅肌嬢、そうなのよね。お客様には先生と一緒に選んでください、とお願いしているのだけれど、実際の舞台を見ると
      本当にこれ、先生がOK出したのかなぁ、そうだとしたらちょっとどうなのかなぁと思うケースは多いですね。。
      発表会ぐらいだと、もうとにかく他にやることがいっぱいでティアラは手持ちの中から本人が気に入るものであれば、みたいな感じになるのかなぁと思わなくもないけれど、コンペティションやコンクールで「?」というようなものがあると、ティアラはティアラの形さえしてればいいわと思われてるのかなぁという気がします。。
      一つにはティアラの値段が高すぎるのかな。こだわりよりもティアラにそんなにお金をかけたくない、という気持ちが強いから、こうなるのかな?だとしたらプロとしてすべきことは啓蒙的な活動だけではなく、本当の意味で使いやすいティアラを作ることかなぁとも考えています。
      ゴージャスが似合うわけではない低年齢の子達には、清楚なティアラを安く提供できるようになりたいなぁ( *´艸`)♡

      内容が結構切実だけに、真面目で返してみました(/ω\)キャッ
  2. blank 餅肌柔子(嬢) より:
    更に真面目に返します(´∀`;)

    私達が作るティアラは値段は高いかもしれないけど、それだけの仕事はしてると思います。時給に換算したら100円以下になることもあるし。
    まあ、それはわたしたちの企業努力が足りないと言われたらそれまでなんだけど・・( ´;゚;∀;゚;)

    なので、低学年の子達のティアラは別に考えた方が良いのかな、と。
    安くて使い勝手の良さを追求しつつ、きちんと演目と自分の個性をふまえてコーディネートする術を身に付ける機会を提供するっていう。
    育英会的な機関があっても良いのかも。
    日本の一般的な人達って、トータルコーディネートがよくわからないんだと思います。

    そういう講習あったら私が受けたいくらいだ( ;`Д´)

    っていうか、コメント送信するためのpassの『くそ』文字率高いな・・。
    • blank esther より:
      嬢、それは企業努力が足りてません。(しょっぱなから辛口でごめん)
      教室で複数同じものを作るという仕事では時給換算する必要があると思うけれど、こういう1点物に近い商品はセンスとか製作技術とか作り手の能力による値段付けになると思う。ピカソが数分で描く絵と、凡人が数分で描く絵が同じ値段になるわけがないように、(私が能力あると言っているわけではないです。赤字にはしない程度とはいえ、ものになるかどうか分からない中で研究&勉強し続けるのはそのためです)
      それだけの仕事かどうかということは自分が決めることではなく、お客様が決めることだと私は思うので、値段が高いから利用できないという可能性があるならば、私にとってはそれも努力すべきものだと考えています。
      たとえ低学年のティアラであろうとも、質を落とさないと提供できないほど自分が頑張っているとは思えない以上、まだ別に考えるのは早い。

      コーディネートの術は本当は衣裳屋さんが提唱すべきものだと思うんですね。
      ティアラは衣裳との組み合わせ抜きに提案することはできないので、、、そういう意味でティアラの方からトータルコーディネート提案する機会を持てたらな、と衣裳屋さんと提携したこともあったけれど、小さな企業同士では自分が倒れないようにするので精一杯で、なかなか難しいです。
      でも、難しいだけであって、不可能なことではないと今でも思っているけれどね(*´ω`*)
      講習会、ホントやってみたいですね。できればメイクもあわせてね。
      舞台借り切ってライト当ててみて、こんな風にすればこんな効果が出る、というのを一つ一つ確認して行けるフォーラムみたいなのができたらいいなぁ。
      今はホント夢物語みたいに遠い目標だけど、私にとっては今やってることも数年前は夢物語だった。
      一つ一つ思い付きを形にしていって時々沸き起こる勢いにのって、ここまでやってきたから、これからも小さな規模ではあるけれど、製作&発信&仲間増やしていけたらな~と思ってます☆
  3. blank 餅肌柔子(嬢) より:
    相変わらず辛口ですねぇ(´ε ` )ギュイ

    色んな考え方があって面白いです( ´ー`)
    企業努力、人それぞれの方向はあると思います。
    ただ、氏なら分かってくれると思いますが、私は低学年のティアラだからといって安易な物を作るつもりはないです。

    プロ(発表会)と成長過程(コンクール等)の衣装は目的が違う、ので、分けて考えるのが良いと思っています。

    そう考えると、需要(幼いバレリーナ達の要求)と供給(私達側の問題)のバランスを上手く取る手立ての糸口になるのでは、と。


    講習会面白そうですよね~♪ってか、なんで今まで無かったんでしょう?
    Redy For でもやって資金集めてみます?ちょっと早いか(´∀`;)

    海外のバレエ学校ではどういう風に衣装の勉強してるんでしょうね?

    あ、まだ認証pass『くそ』だぜ・・。
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