
記念べき新HPの最初の記事のネタ、GAOMONのペンタブ。
「レビュー書く」と言いながら間があいてしまいましたが、そろそろその使い勝手にも慣れてきたので書いてみようと思う。
“ペンタブ使ってみたいけれど、いきなり高いものは手が出ないから安いものを考えてる”という方の参考にでもしていただけたら幸いです。
GAOMONのS56K
今回購入してみたのは、GAOMONという会社の中でも一番小さく、安いやつ。
私はAMAZONで4000円弱という値段で手に入れた。
これ、ペンタブ全体としても多分かなり最低価格に近いんじゃないかと思う。
(ちゃんと調べたわけじゃないけど←おい)
でもこの類ってどんどん現れてから消えていくイメージあるからね~
現時点での情報もあっという間に役に立たなくなるからあまり強調しないでおく
※実際なんでなのか、お店によって結構値段まちまち。
そもそもこれ買うことにしたのは、以前に使っていたWacom製のタブレットのUSBのジャック部がダメになってきたから。

前のタブレットにしても、操作性の良いマウスぐらいの使い方していないから、きっと安いものでも問題無し、ということで操作性の評価がそれなりにあって、コスパの良いもので検索して見つけた、それがこのGAOMONのS56Kだった。

でも、正直に告白すればGAOMONってこの時初めて知ったし、
中国広州のペンタブメーカーって聞いて、不安しかなかったけど、、、(ごめんねGAOMONさん)
まぁ自分に合った道具っていうのは結局のところ
使う人間の技術レベルと、使う目的のバランスで決まる
と(私は)思うので、ペンタブに関してはとにかく操作しやすいマウスであればいいってことで決めました。
ちょっぴり、先のWacom製の半額ぐらいで手に入るペンタブがどれぐらいの性能を持っているのかという好奇心もあったしね( *´艸`)
気になる使い勝手について。
このペンタブいいぞ。
いや、正確に言えば、「結果的には」良かった。
導入初期には色々「どうなのよこれ!?」というようなことがあって、買ったのは失敗したかもと思ったんだ。(;^ω^)
(ちなみに前回の記事を書いた時にはまだトラブルが起きる前だった)
それなのに「良い」、というのは変なのだけれど、本当にどういうわけだか使っているうちにトラブルが起きなくなっていったので「良い」になったわけである。

でも、一応どんなトラブルがあったかだけは書いておこうと思う。
もし似たような症状が出たら、あきらめずに使い続けてみて欲しいからだ。
(別にGAOMONを擁護しているわけじゃなくて物を無駄にして欲しくないからっていうだけのことだけど)
トラブル(導入時)
その前に購入時のレビューでは導入が簡単という評価があったのだけれど、私の場合はそうすんなりと導入できなかったということを書いておく。
前のWacomのペンタブのドライバーが残っている状態で新しいペンタブのドライバーをインストールしたせいでペンタブの操作どころかカーソル位置を示す矢印まで消えてしまってにっちもさっちもいかない状態に陥りかけた。

マウス操作を楽にするためにペンタブ使おうっていうのに、マウス操作ができない状態になろうとは!
この時点で心が折れたけど、折れっぱなしというわけにもいかないから、なんとかかんとかキーボードで操作してカーソル表示できるところまで復旧。
ペンタブのドライバーをインストールしたらこうなったということは、Wacomのドライバーが残っているということが原因?と思い至ったので、今度は両方ともアンインストールしてから再度GAOMONのみインストールしたら無事できました。
後で調べてみたら、共存可能なペンタブ同士というのでない限り、基本的には複数のペンタブは使えないそう。
まぁね、、考えたら分かることだったかもしれないね、、
でも特に勉強したことのないただの素人のおばちゃんですからね。
ペンタブのドライバーをインストールする前に、ちゃんと以前使ってた分はアンインストールしといてね、っていう注意書きはあってもよかったかもですね。。
中に入ってる取扱い説明書は最低限しか書かれてないので、もし何等かのトラブルが起きた時にある程度検索しながら対応できるぐらいのスキルはあった方がいいかもですね。
いきなり暴走しだした
はい、これは今でも原因不明です。
普通にいい感じで動いてる、、と思ったらどえらい勢いで暴走しだす。
一回クリックしただけのはずなのに、何十回とクリックしたかのような操作になって、例えばウィンドゥが一度にどばばあばばっばばばと開いていく。
選択とか選択解除とかの作業だったりすると、ものすごい勢いでぢかぢかぢかぢかぢかぢかと点滅?繰り返しだす。
当然このいきなりの動きに貧弱なスペックの我がPCは対応しきれずフリーズしたりするわけです。
何か超高速で連打するようなゲームであればなかなかに素敵な機能かもしれないと毒づきたくなるほどの高速クリックに、めったにやらないカスタマーセンターに問い合わせまでしてみました。

それほど待たずにしてお返事がきた。
御問い合わせありがとうございます。
不便をかけしてしまいまして、申し訳ございませんでした。
不良原因を判断するため、以下の点を確認していただけませんか?
1、お使っているPCのシステムはWindows又はmacでしょうか?
2、PCにはアンチウィルス・ソフトと他のブランドのドライバ(例えばWacomやHuionなど)がありますか?
3、ドライバをアンインストールして、USB配線を挿し直したら、ペンが正常に動作できますか?
4、症状を動画で撮って私に送っていただけませんか?アマゾンで動画の送りは許可しないので、添付したメールアドレスLoringアットgaomonドットnetに送ってください。 動画を送る時、御注文番号も教えてお願いします。
お返事お待ちします。
GAOMONが中国の会社ということで、返事も変な日本語でくるかな?と思ったんだけれど、いたって普通&丁寧な内容で、ちょっとほっとした自分、、
カスタマーセンターの対応が悪くないのはポイント高い。うん。
でも、1,2,3,の質問はともかくも、4が問題なんだ。
動画を取って送ろうにも、その「どばばばばばば」がいつ来るのか、あまりにもゲリラ的で動画を取るタイミングがつかめない。
それでも何とか決定的な瞬間を撮ってやろうと思いながら何度かタイミングを逃して送れないでいる間に、、
最初に書いたように、トラブル自体がいつの間にか起きなくなって普通に使えるようになっていったというわけなのです。
なんだそりゃー
な、展開だけど、事実だからしょうがない。もしかしてカスタマーサービスさんはそれを狙ってたのか?爆
トラブル解決方法
でも、一つだけもしかしたらこれが原因かな、、と思いあがるとすれば、それは
ペン先
かもしれない。
なぜかというと、このS56Kのペン先、ちょっとクッションがあるというか、沈み込むようなタッチなんだけれど、Wacomのはそれが無かった。
もともと私筆圧がかなり高いのだけれど、Wacomの時の感じでかなり力強く押し付けていたかもしれない。このペンの操作に慣れるに従ってもしかしたら以前よりも軽いタッチで操作するようになって、結果トラブルがなくなった可能性がある。
あと、GAOMONのペンについての回答ではなかったけれど、他のペンタブのトラブルQ&Aに「調子が悪い時はペン先を軽く差し入れすると治る時がある」という内容があったので、なんか調子がおかしいと思った時は軽く指で引っ張ってみるようにしてからトラブルは激減したような気がする。
※専用の芯抜き用の道具があるぐらいで、指で引っ張ったぐらいでは抜けません。
芯が動くほど引っ張るのではなく、軽くつまみ上げるぐらいの感じ。
というわけで現在は全くトラブルなく使えるようになったので、「このペンタブいいぞ」という評価になりました。
実際に描いてみた
無料のイラスト・マンガ制作ソフトメディバンペイントで描いてみた。
メディバンペイント自体使い慣れてないから絵としてうまく描けてるとはいいがたいけど、タッチとか操作はストレスなく描けて楽しいです( *´艸`)

本格的なイラスト描く人にはアレなんでしょうけど、ペンタブ初心者や子ども向けには十分だと思います(*´ω`*)